樸堂コトノハ

− 等身大の佛教 −

赤児(あかご)の眼

誰か

あの赤ん坊の眼に

敵(かな)う者はいるか

 

あの眼が

あの眼こそが

この世界の姿そのものなのだ

 

俗に言う善悪、美醜も

人種も国境も宗教も

この世のあらゆる垣根を超えた

 

あの赤ん坊の眼に

敵(かな)う者はいるか

 

あの眼が

あの眼こそが

この世界の姿そのものなのだ

赤児(あかご)の眼